とにかくデカい!ホンダ新型e:Nクーペ/e:N SUVコンセプトが中国・広州MS2021にて世界初公開!更に新型ヴェゼルベースのピュアEV版・新型e:NP1も登場

ホンダは中国市場にてピュアEVモデルの販売拡大を目指す

さてさて、2021年11月19日より開催の中国・広州モーターショー2021にて、ホンダの中国部門となる東風本田が、今後5年間で販売を目指すピュアEV(100%電気自動車)モデルの一部となる新型e:N SUVコンセプト/e:Nクーペコンセプト、そして新型ヴェゼル(New Vezel)をベースにしたピュアクロスオーバーの新型e:NP1を世界初公開しました。

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ピュアEVモデルとなるe:Nシリーズは、今後中国ホンダがGACと提携して生産されることとなり、まずは中国市場専売モデルとして今後5年間で5車種導入予定となっています。

それに先駆けて今回発表されたのが、e:N SUV/e:Nクーペコンセプト、そしてe:NP1となりますが、一体どのようなエクステリアデザインなのか?早速チェックしていきましょう。


e:N SUVコンセプトはとにかくプレーンスタイルでデカい!

まずは新型e:N SUVコンセプト(Honda New e:N SUV Concept)から見ていきましょう。

現時点では未だ詳細不明ながらも、その見た目はラジエーターグリルなどを設けないプレーンなエクステリアに。

そしてダイナミックで極端なプレスラインを持たないSUVスタイルですが、どことなくテスラ・サイバートラック(Tesla Cyber Truck)を意識したかのような斬新なデザインにも。

角度を変えてみるとこんな感じ。

あくまでもコンセプトモデルなので、市販モデルとなると更にトーンダウンするとは思いますが、とにかくフラットな外観で大きい…。

足もとのエアロカバー付きアルミホイールも20インチぐらいはあると予想され、タイヤの扁平率も小さく、オフロード向けのSUVというよりかは、都会派を意識したオシャレなSUVに寄せている感じにも見えますね。

サイドビューはこんな感じですが、とにかく長いですね。

クーペSUVと表現すべきなのか、ファストバックをベースにしたハイサイドビークルモデルと呼ぶべきなのか…モデルベースは新型ヴェゼルだと思われますが、内装もどのように仕上げられるのか気になるところです。

リヤビューはこんな感じ。

センター直結タイプの一文字ではなく、”L”字型をイメージしたダイナミックなテールランプで、エッジを効かせた縦型基調のクリアレンズのディテール部分も点灯するものと予想されます。

ちなみにe:Nシリーズに採用されるプラットフォームは、e:Nアーキテクチャと呼ばれるもので、CATLがバッテリーを提供。

そして最新のHonda SENSINGやHonda CONNECT、デジタルコックピットテクノロジーを採用し、「運転が楽しくなるピュアEV」を目指して開発が進められているとのことです。

e:Nクーペコンセプトもチェックしていこう

続いては、e:Nクーペコンセプト(New e:N Coupe Concept)。

先程の車高の高いe:N SUVコンセプトとは異なり、ワイド&ローでありながら、ボディパネルも非常にシンプル。

余分なプレスラインを設けず必要最小限に抑えたスクエアチックなパネル形状を採用しています。

フロントヘッドライトは、先ほどのe:N SUVコンセプト同様に大きな”L”字型を採用し、突き出たガラスレンズのようなものにもLED点滅する仕組みになっているようですね。

真正面から見てみるな感じ。

グリルレスバンパーながらも、やはりどこかサイバートラックを意識したようなエクストリームさはあるものの、いかにも近未来的な顔つきですし、ホンダらしいプレーン要素もしっかりと盛り込まれています。

リヤビューはセンター直結タイプの一文字に加え、両サイドには縦型基調のテールランプも。

なおこれらのモデルは、2024年までに完成する中国新工場にて製造される予定ですが、将来的には中国だけに留まらず、世界市場にも進出できるように計画が進められているそうです。

新型ヴェゼルをベースにした新型e:NP1もかなり魅力的?近未来的な内外装デザインは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!